考え方

辛いことに耐えることが頑張るってこと?

普段頑張ってることがあると思います。

毎日電車に乗り事務所に通い仕事をする。週5でフルタイムで働く。
一見普通のことのように聞こえますが、
実際これってすごく大変なことだと思います。

今日は、毎日頑張っているんだけれど、
現状が好転していかない、
人生のコマが前に進んでいかない、
という感覚を持っている方に
役立つ考えをシェアしたいと思います。

私も頑張ってるんだけれど、
物事が全然前に進んでいかない
といった時期がありました。

司法書士業とは関係がない分野で、
一定期間取り組みましたが
結局ものにはならなかったですし、
当時は思い出しても色々きつかったですね。

継続すれば実になりそうだとは思いつつも、
フルコミットできない。

頑張らないといけない、やらないといけない、
でもそういった思いに反して行動を起こせない自分にイライラが募る日々。

暗いトンネルの中を光も見えずただ歩いている感じでした。

頑張っていればいつか実がなる。
当時の私は頑張りの意味を
「辛いことに耐えながら継続すること」
という意味で使っていました。

学生時代に好きでもない勉強を「嫌でもやる」という訓練を長期間受けてきたことの影響もあったと思います。

ただ、このマインドだと
頭では継続すればいつかうまくいくだろうという感覚があっても、
私の心が嫌なものは嫌なんや!

と抵抗して常に自分の中でブレーキがかかっている状態になっていたんですね。

正直この状態で頑張り続けていてもどこにもいけなかったと思うし、行けたとしても
どこかで破綻していたと思います。

そんな鬱々としていた日々を送っていたときに
私は一つの考え方に出会いました。
それはゴールを決めるという考え方です。

平たく言えば目標、理想です。

ゴールを決める基準の一つは「現状の外側であること」「心からやりたいと思えるか」です。

私の例に当てはめると、
「現状の外側であること」
は満たしていましたが、
「心からやりたいと思えるか」
ここの部分が抜けていました。

アクセルを踏み込みながら
ブレーキを同時に踏んでいたような状態でした。

やりたいからやっている。
そういった心持ちにならないと
本気で取り組むことはかなり難しいです。

資格試験の勉強も嫌々やって
合格する人は少ないと思います。

合格というゴールがあって、
合格したいから勉強している、
やりたいからやっている、やる必要がある、
そう思えたからこそ長い期間勉強するエネルギーが生まれたのだと思います。

今思えばよくやっていたな、あの時の自分、
と思う方も少なくないと思います。

仕事に関しても同じです。
満員電車に乗らないと行けない
会社に行かないといけない、
仕事しないといけない、勉強しないといけない、営業しないといけない、

これだと心に
ブレーキがかかりまくっているので

この状態を意思の力で突破するのは
ものすごい精神力が必要ですし、
体にも大きな負担がかかります。

逆に〜したい、〜する必要があるという
心持ちになれればしめたものです。
頑張ってるんだけれど、
頑張ってない状態です。

子供が夜通しゲームをしていても、本人から
すると頑張ってるわけじゃないですよね。

私はマリオとか単純な横スクロール系のゲームしか興味を持てなかったので、
ドラクエとかやってる友達を見ると、すごいな、めっちゃ頑張ってるなって思ってましたけど。

世の中の成功者の大半はこの
「頑張ってるんだけれど、頑張ってない」
というマインドセットを手に入れています。

私はこういったマインドセットを得るための準備を「心の準備」と名付けています。

この準備の中でもゴールを決めるという概念はとても強力なものなので、
現状が停滞している方はぜひ自分の中での
ゴール設定をしてみてください。

暗闇のトンネルの中でゴールという光が道標となって進んでいける、
というよりか自分を引っ張りあげてくれる
イメージです。

ちなみに私は取り組んだ過去の経験に対して、
やらなければよかったとは全く思っていません。
心の底から、取り組んでよかったと思っています。

なによりそこから学べたものは大きいし、
その経験を経たからこそ新しい考えや経験に触れることもできました。

結局全ては自分の捉え方次第(というよりか事実なのですが)で成功と達成への過程となります。

今日のメインメッセージは
辛いことを頑張っていても、心にブレーキがかかっている状態だと前に進んでいきにくい。

心からやりたいというゴールを設定することで、今の頑張りがゴールを実現するためにやりたい、やる必要がある頑張りに転換できるということです。

もしくは全く違う道が見えてくるかもしれません。

何か気になることがあれば気軽に連絡ください。

それでは!