考え方

自分を信じすぎることの弊害

「自己肯定」
今までの自分の生き方
現状の自分を肯定する
とても大切な考え方だと思います。

ただ、自己肯定と同じくらい、
人によってはそれ以上に重要になってくる
考え方があります。

「自己否定」という考え方です。

少しきつい言葉に聞こえるかもしれませんが、
今までの考え方、やり方がまずかった
素直に受け入れて自己否定することで
生まれてくるエネルギーは確かにあります。

悔しい、このままじゃいけない、
変わりたい、もっと良くなりたい
といったものです。

よくない部分がある、
改善する必要があると思う箇所があるのなら、
自分らしさと肯定するよりも変えてしまった方がいいです。

自己肯定と自己否定、
一見相反するものですが
一つ抽象度を上げると自己になります。

自己を知る意味でどちらも必要になります。

私自身、この「自己否定」の考え方を学んで
得られたものは大きかったのでシェアします。

それにあたって過去の私が
どんな意識や考え方を抱えて生きてきたのかを
お伝えした方がいいと思うので書いていきます。

過去の私
・プライドと自尊心がめちゃくちゃ高い
・声が小さい、友達も少ない
・保守的で、常に斜に構えて世の中を見ている
・行動しないことの理由があふれてくる
・自分が納得できない、理解できないものは
 聞かない、受け付けない、こいつは駄目だと
 決め打ちする
・挑戦する人をバカにする、
 内心ではすごいと思っている
・自分と同じステージの人としかつるまない

自分で書いててうんざりしてきました、
まだまだ続きます。

・自分と違う価値観を持った人に対して
 最初から壁を作る、理解しようと全くしない
・相手に興味を持つのではなく、
 相手が自分に興味を持つのを待つ姿勢
・何をするにも受身の姿勢
・自分がうまく行かないのは、世の中のせい、
 環境のせい、教え方が悪いせい、他責思考
・不機嫌さが、すぐ顔に出る
・自分のことを特別な人間だと思っている
・姿勢が悪い、覇気がない
・内省言語は〜しなきゃいけないな、
 〜したくないな、無理だな、疲れた
・自分が相手に何をできるかではなく、
 相手が自分に何をしてくれるのか目線
・遠い人には気を遣うが近しい人を粗末に扱う
・上っ面の第一印象はいい、内弁慶

はい、このくらいで勘弁してください笑

こんな私に仕事を頼みたいと思うでしょうか。
仕事以前に人として付き合いたいと
思うでしょうか。

どんなに実務の知識が豊富だったとしても
必殺営業トークを身に着けたとしても
こうした姿勢や考えはにじみ出てくるし
相手は敏感に感じ取るものです。

よくないところを自分で認識できているのなら
その部分を変えちゃった方が
自分のセルフイメージも上がり、
いろんなことが前に進み出します。

結果的に人間関係も改善されますし
ビジネスにも生きます。

私は何年も前ですが、
ある経営者の方にお会いする機会があり、
色々ビジネスについて人生についても
相談をする機会がありました。

その方からの返答は、
私がこの場で1つ2つの具体的な
アドバイスをしても何の意味もないです。
あなたの生き方を変えないと無理。
と言われ何も言い返せない自分がいました。

その出会いをきっかけに、
自身が変わるためにいろんな学びや経験
を積んで改善していきました。

今日お伝えしたいことは
自身で認識している改善ポイント
を少しずつつぶしていくことで、
セルフイメージが上がり
自信に繋がるということです。

ただこの改善ポイントは自身では気づけない盲点と
なっていることが多いので身近な人に
私の印象とか、ふるまいで気になるところある?
って聞いてみるといいです。

この自信というマインドセットを
持つことができると強いです。

結果的に人間関係やビジネスにも生きます。

もしこの記事を読んだ方の中で、
私と似たような部分があるかもしれないなと
感じた方がいたら、その一つを改善しようと意識するだけでも
変化は出てくると思います。

「すみません」が口癖なら
「ありがとう」にする。
公衆トイレは次の人のために
きれいにしておく。

そんなことでも
自分のセルフイメージは上がります。

これだけダメダメな私が変われたのですから
あなたも絶対に変われます。

何か気になったことがあったら
気軽に連絡してください。

それでは。