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学校や職場では学べない営業のコツ

士業が独立する際に、
1番気になることって
どうやって仕事を取ってくるか
ってところですよね。

もし独立する前から
お客さんを確保できていれば、
売上の見込みを事前に立てることができます。
安心して独立できますね。

でも現実的にはなかなか難しい。

独立後仕事がなければ、
もう勤めでもないから、
固定収入があるわけでもないので
貯金が毎月減っていく。

テナントを借りていたら家賃もかかる。
会費や業務ソフトの経費もかかってくる。

仕事がなければ、
実務経験を積むこともできず、
勤務時代には目を通したこともなかった
会報誌を読み込む日々。
これなら勤務時の方がよかった、
なんてことにもなりかねません。

心配になる気持ちはわかります。

なぜならゼロイチからの仕事のとり方なんて、
予備校でも実務でも教わることはなかったから。

過去に営業の経験があった方であれば
応用できる部分もあるかもしれないですが、
大多数の方はそういった経験もないと思います。

私もそうでした。

独立後の営業のイメージとしては、
とりあえず近くの業者や金融機関を回ったり、
会務や無料相談に積極的に参加して
顔を売ったり、
異業種交流会みたいなものにも出て名刺交換したりといったところでしょうか。

正直こういった感じでも
仕事は取れるかと思います。
そもそも
行動するかしないかの点も大きいので。

ただ、やみくもに行動をして
仕事を取るやり方は、
ある意味「運任せ」の面が大きいと思います。
人柄の良さや親しみやすさを演出して、
仕事ください、といった感じでしょうか。

今日はそんな「運任せ」から脱却するための
一つの考え方をシェアしたいと思います。

まず考えていただきたいことが、
皆さんどんなときに商品を買ったり、
インターネットのサイトを
お気に入り登録したり、
ツイッターのフォローをしたりするでしょうか。

商品を勧めてくれた人の人柄、親しみやすさでしょうか?
美男美女だったら思わず買ったしまうかもしれませんが、そこは本質ではありません。

答えは

「役に立ちそうだから」

基本的に人は自分にとって
メリットがありそうだと思う人としか付き合いません。

友人関係も恋愛もそうですが、
ビジネスにおいてその点は特に顕著です。

メリットがないのに、
既に付き合っている人がいるのに
わざわざその人に頼もうとは基本なりません。

その点を無視していくら親しみやすさ、
頑張ってる感を演出しても見当違いということになります
(相手がそこを求めているのならOKですが)。

他にも自身がどんなに業務に精通して
有能であることをアピールしても
相手がそこを求めていなかったとしたら
押し付けがましい印象を与えてしまうだけかもしれません。

ワードが使える最低限の機能を備えたパソコンが欲しい人に
高スペックのパソコンを勧めても、
それは求めてないんだけどな、となります。

相手の求めていることは何か、
それに対して
自分が役に立てることはあるのか、
その順番で考えると取組み方が変わってくるかもしれません

何か気になることがあれば
気軽に連絡ください。

それでは!